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JAVA入門:Java 開発環境構築、PATHの設定および環境変数の設定

この記事ではJava開発環境の構築方法を紹介します。

  • Windowsに開発環境をインストールする
  • エディターをインストールする
  • PATHの設定および環境変数の設定

windowでjavaをインストールする

JDKをダウンロードする

Oracle から提供されている JDK は有償サポートとなっているため、無料(Open)の
JDK を利用します。今回は Open JDK を提供している1つである Liberica JDK をインス
トールします。
以下の手順でダウンロードとインストールを行います:
まず、Java 開発キット JDK をダウンロードする必要があります。

ダウンロードURL: Download Java | Java 8, Java 11, Java 17, Java 20 – OpenJDK Builds for Linux, Windows & macOS (bell-sw.com)

ダウンロード ページで自分のPCのシステムに応じて対応するバージョンを選択します。

(この記事)例として Windows 64 ビット システムを使用します。JAVAのWindows 64ビットをインストールします

(1) 以下のサイト(Liberica JDK)が表示します。

(2)メニューから「Full JDK」を選択し、「Download MSI」のリンクをクリックしてダウンロードする。(インターネットの環境によって若干時間がかかります)

バージョンは特に制限していないので、学習するだけならJDK8以外のバージョンを選択しても大丈夫です、またPackageのFull JDKを選択することがお勧めです。

私の場合は:Windows x86 Full JDK MSIのダウンロードを選択します。

(3) ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてインストールする。

基本的には 「次へ」(NEXT)をクリックしていれば問題なくインストールされます。

ここで環境変数 PATH の設定などが行われる。基本的にはこのまま変更せずに、
「Next」をクリックする。

「Install」をクリックすると、インストールの許可がについてメッセージが出てく
るので「はい」を選択して実行する。

「Finish」のボタンをクリックしてインストールを終了します。

(4) 次にインストールの確認作業を行います。Windows のスタートメニューから
「Windows システムツール」をクリックし、「コマンドプロンプト」をクリックし
て起動します。また、Windows11の下の検索のところで

(5) コマンドプロンプトが起動したら、「java -version」と入力してエンターキ
ーを押します。次のように「javac 1.8.0_345」と表示されたら Open JDK の環境構
築は完了です。JAVAのバージョンがいつも更新していますので「javac 1.8.0_XXX」の先頭がjavac 1.8.0の表示があれば、大丈夫です。


(6) テキストエディタをダウンロード・インストールする。
Java プログラムの入力は、テキストエディタを用いる。
日本語にやさしいサクラエディタを推奨する。以下のサイトからダウンロードする。

サクラエディタ (sakura-editor.github.io)

上部の「ダウンロード」のリンクをクリックし、次のページ(GitHub のサイト)へ移
る。

ダウンロードしたファイル(zip 形式)を解凍して、フォルダ中のインストーラーをダブ
ルクリックして起動する。
基本的に「次へ」のボタンをクリックしていけばインストールできる。
以下のパスにインストールされる。
C:\Program Files (x86)\sakura

その他のエディター

  • Sublime:https://www.sublimetext.com/(これが今私が使っているエディターです。)

Eclipse IDE for Java Developersを選択します

  • VSCode (正式名: Visual Studio Code) :https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/visual-studio-code

Microsoft によって開発された無料のクロスプラットフォーム ソース コード エディターです。


(7)環境変数 PATH への追加
以下のようにエクスプローラーを表示して、PCを右クリック、「プロパティ」を選択する。

システムの詳細設定をクリック

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-22-1024x607.png

環境変数をクリックします。

出た画面の新規をクリックします。

変数名は:JAVA_HOME

変数値は先ほどJDKをインストールした場所です:C:\Program Files\BellSoft\LibericaJDK-8-Full\

それではシステム環境変数の中で「変数」が「Path」と書かれたものを探し、「Path」と書かれた箇所を一度クリックして選択してから「編集」をクリックして下さい。

右上の「新規」をクリックすると左側の一覧の最後に新しい項目を追加できるようになりますので「%JAVA_HOME%\bin」を入力して下さい。入力が終わったら「OK」をクリックして下さい。


これで今まで PATH に設定されていた値に Java で使用する PATH を追加することができました。

設定した内容を確認しておきます。一度環境変数の設定画面を閉じてから(閉じないと設定が反映されません)新しいコマンドプロンプトを起動し javac -version と入力し実行して下さい。

上記のように表示されば PATH の追加は無事完了しています。


以上はJava を使ったプログラムのコンパイルや実行するために必要なファイルが設置されたディレクトリへ PATH を設定する方法についての説明でした。

それでは、JAVAの世界へ行きましょう!


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